20260825

近況

お腹の調子がだんだん戻ってきた。牛丼なども食べられるようになってきている。

本など

ほかの作家ではありえないテンポ感がここにはある。その都度表情で見栄を切るから、その手法で許される鷹揚さがあるのか。わけがわからなくても、それを読んでいる人は受け入れてしまう。


絵柄がかわいい。気軽におすすめできる、かも。
擬人化されたドラッグたちが住む世界。マジックマッシュルームが好きかもしれない。


この作家はもしかしたら自分とけっこう近しい作家なのかもしれない、という勝手な期待を持って読み始めた。そんな感じで読み始めたものだから、これまた勝手に、ちょっとはしごを外されたような気持ちになった。意外と合わない作家ではあった。ものすごく粗野なヴァージニア・ウルフみたいな。この表現の仕方は適切ではないかもしれない。
自分は、意識の流れ的な文体と相性が悪いのだと思う。
独白が基調となる作品はほとんど合わず、ましてや何が起きているのかさえ理解できないときがあった。が、異様におもしろい短編がひとつだけあった。「ホーム」という作品である。スペキュレイティブな仕掛けがほとんど見られない、ストレートな作品だと思う。調べてみるとこの作家にとっては珍しいタイプの作品らしい。説明がほとんどなされず、会話劇で進行していく。語り手は戦争から帰還した兵士で、おそらく送り出された先で何かをやらかした。妹には「やったのか」としきりに聞かれる。国のために戦ったこの兵士は家族に歓迎されない。母の家には新しい同棲相手がおり家はゴミ屋敷同然で、保安官から立ち退きさえ命じられ路頭に迷う。比較的わかりやすく社会の無責任さを批判しているのだと思う。息子と母、そしてその同棲相手との会話のやりとりがすごい滑稽である。コミカルでもありシリアスでもありといった感じ。

短編集の中でひとつだけ異様におもしろい作品があり、それによりその短編集の評価が一変するなんていう経験があまりなかったので新鮮だった。合わない作家はどれだけ読んでも最後まで合わないということがほとんどだから。


この作品から何かを読み取れる能力が自分にはない。それは難解だからそこから取り出せないという意味ではないけれど。

苦痛なく読み進めることができた。けど、何を読まされているのかという気持ちもないではない。
自分と縁遠いものをながめるような気持ちで、読んでいた。おもしろいわけではないのにそれなりに読了した充実感があるのは不思議だ。
自分が何かいおうとせずとも誰かが語るだろうというのも頭にある。積極的になにを語りたいかというと、何も思い浮かばない。

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いろいろ